
わしは確信した!
神などは存在しない。少なくともわしを見守ってくれる神は間違いなくいない!
今後一切神頼みはしないと心に誓った。
というのも・・
わしは、今日も何の楽しみのないまま一日を終えようとしていた。
それはいつもの事だけれど。
そんなわしにも、夕飯は何食べようかな?なんて、ほんの少し心躍らす時間がある。
夕飯。そう、それは、わしの唯一の、ささやかな、ほんのささやかな楽しみなのだ。
今日は、山賊焼きを作ろうと決めた。
以前、このブログで紹介したあの山賊焼き。
丁寧に下味をつけて、カラッと揚がった。
サクッと切った。
テーブルに並べた。
熱々だ〜。
ビールを注いだ。
ブログ用に携帯で写真も撮った。
よ〜し食うぞ〜と思ったその時。
わずかに、わしの持っていた携帯がビールを注いだグラスに引っかかった。
そしてそのグラスは勢いよく倒れた。
テーブルの上はビールで一面を覆った。
そして、それは止まることなく、コタツカバーの上を流れ、カーペットまで及んだ。
わしは、マジ泣きした。
こんな事しか楽しみの無いわしの、ほんの小さな幸せまでも神は奪った。
わしに何の恨みがあるのか。
思い起こせば、何一つ幸せな事なんてなかった。
幸せになったと思ったとたん、それは崩れ去り奪い取られ・・そんな繰り返しの人生の中で、ひっそりと生活をしている現在のわしにまで、神は嫌がらせをしてくる。
もう神なんて絶対口にしない。
言うまでも無く、片づけを終えて口にした山賊焼きは冷たくなっていた・・。
posted by 博士 at 19:49| 長野

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